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認知症は記憶や判断力が様々な原因により徐々に低下し、日常生活に支障がでてくる状態をいいます。認知症を引き起こす病気はいくつかあり、最も多いのは「変性疾患」と呼ばれる病気です。

 

これは年齢を経ることによって、脳の神経細胞が徐々に機能を失って起こる病気です。アルツハイマー病やレビー小体病などがこの「変性疾患」にあたります。

 

認知症は大きく中核症状と周辺症状に別れます。中核症状は物忘れが中心となり、少し前のことが思い出せなかったり、同じことを何回もたずねたりします。また「何月何日か」「ここがどこかがわからない」といった見当識障害や判断力の低下、行動するための段取りが取れないなどが中核症状と呼ばれています。

 

周辺症状は精神症状や、日常生活を困難にする行動上の問題が起こります。周辺症状には2通りあって、プラスの症状とマイナスの症状があります。プラスというのは、興奮性の症状で暴言、暴力、徘徊といったものが陽性症状で、マイナスというのは無気力、無関心、元気が出ない、ものぐさになるといったことで、陰性症状と呼ばれています。

 

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認知症を完全に治す方法はありませんが、治療やケアを行うことで進行を遅くしたり、症状を軽くしたりすることができます。認知症は繊細でデリケートな病気ですので、治療方法もきめ細やかに一人ひとり対応しなければなりません。

 

早期診断、早期治療が大切です。認知症の治療には、薬物療法とリハビリテーションが主体となり、薬物療法は認知症の進行を遅らせ、脳の機能低下を抑える薬を使用します。薬は容量や種類によって、少量から慎重に使用することが大切です。

 

またリハビリテーションには、アニマルセラピー(動物介在療法)や幼い頃の記憶を呼び覚ます回想法、歌を歌ったり、音楽を聴いて身体を動かす音楽療法などがあります。

 

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認知症で最も有効な予防法としては、運動療法が良いと言われています。手足や身体の機能を維持することが認知機能の維持につながります。認知症を起こすそれぞれの病気の予防が大切になります。

 

脳血管性認知症には、バランスのとれた食事や睡眠、適度な運動を心がけることが認知症予防に役立ちます。

 

そして「変性疾患」のアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症のような場合は、本人の意識で予防することは難しいかもしれませんが、社会と接点を持って、精神活動を活発にし、生き生きと生活を送る人は、認知症が少ないと言われています。

 

(「老後の暮らし」19号より 医療法人慈照会さくらグループ理事長 西谷 剣四郎先生)

 

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